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使い方 2026年6月4日

手入力で残す——公式にない“好き”を、自分の言葉で記録する

旅先で食べた名前のわからない郷土料理。友人が「すごくよかった」と熱く語っていた何か。商品にもなっていない、ネットにも載っていない——写真・URL・バーコードのどれでも拾えない“好き”は、実はけっこうあります。

そんなときの最後の砦が手入力です。タイトルとメモさえあれば、世界にひとつの“好き”もちゃんと残せます。この記事では、手入力が活きる場面、書き方のコツ、後から探しやすくする工夫、そして他の3通りとの使い分けまでまとめます。

1. 手入力こそ、すきつみの“懐の深さ”

写真・URL・バーコードは、どれも「すでにどこかに情報がある」ものを取り込む方法です。とても便利ですが、世の中には「まだどこにも記録されていない“好き”」があります。誰かの手料理、旅先で耳にした地名、頭の中に浮かんだアイデア——こうしたものは、自分が書かなければ消えてしまいます。

手入力は、その「自分の言葉で残す」を引き受けてくれます。AI に頼らず、ネットを探さず、ただ思い浮かんだことをそのまま書ける。地味に見えて、実はすきつみがあらゆる“好き”を受け止められる懐の深さは、ここから来ています。

💡 まず全体像から

登録方法ぜんぶの使い分けは 「4通りの登録方法、いつ何を使う?」 にまとめています。手入力がどんな立ち位置かを先に掴みたい方はこちらもどうぞ。

2. 手入力が活きる5つの場面

「これは手入力だな」と気づけると、取りこぼしが一気に減ります。代表的なのは次の5つです。

  • 🍲 体験・サービス:旅館の朝食、ワークショップ、ライブのMC——モノとして残らない体験。
  • 🗣 人から聞いた話:「あの店よかったよ」と勧められた店名、友人おすすめの曲やドラマ。
  • 💡 思いつき・やりたいこと:「いつか行きたい場所」「作ってみたい料理」など、頭の中のアイデア。
  • 🏷 公式情報がないもの:個人店の限定メニュー、ハンドメイド作品、自家製の何か。
  • 📝 既存の登録への補足:写真やバーコードで入れた項目に、自分の感想や理由を書き足したいとき。

💡 「あとで調べる」より「今すぐ一行」

正確な店名や商品名を思い出せなくても大丈夫。「駅前の小さいカレー屋」でも立派な記録です。完璧に書こうとして後回しにするより、うろ覚えのまま一行残すほうが、結局ずっと役に立ちます。

3. 書き方のコツ — タイトルとメモ

手入力で大事なのは2つだけ。タイトル(何を)メモ(なぜ・どこで)です。役割を分けて書くと、後から自分が読んでもパッとわかります。

項目 書くこと
タイトル あとで検索する言葉・固有名詞 「○○食堂の日替わり定食」
メモ 理由・場所・きっかけ・気持ち 「○○駅近く。友人おすすめ。木曜限定らしい」

コツは、未来の自分への申し送りのつもりで書くこと。「なぜ残したか」を一言添えるだけで、半年後に見返したときの“思い出せる率”がまるで変わります。長文は不要。一行のメモが、未来の自分を助けます。

4. 後から探せるようにする工夫

手入力の項目は自由度が高いぶん、数が増えると埋もれがちです。探す前提でちょっと工夫しておくと、あとがラクになります。

  • 🏷 タグで仲間にする:「行きたい」「食べたい」「プレゼント候補」など、写真やバーコードの項目と同じタグで束ねれば、入り口が違っても一覧で並びます。
  • 🔤 固有名詞をタイトルに:検索で引っかかるのはタイトルの言葉。店名・人名・地名は省略せずタイトル側に入れておく。
  • 📅 時期がわかる言葉を一言:「2026春の旅行で」など、いつの“好き”かを添えると記憶とつながりやすい。

💡 タグは「行動」で決めると続く

ジャンル(本・食べ物…)より、次にとる行動(行きたい・買いたい・試したい)でタグ付けすると、見返したときに「で、どうするんだっけ」がすぐわかります。手入力でも写真でも、タグを揃えておけば横断して動けます。

5. 写真・URL・バーコードとの使い分け

手入力は「他の3つで拾えないとき」の受け皿です。逆に、情報がどこかにあるなら、そちらのほうが速くて正確。判断はシンプルです。

迷ったら「これ、ネットや現物に情報ある?」と一瞬考えるだけ。あれば写真・URL・バーコード、なければ手入力。この切り替えができれば、どんな“好き”もこぼれません。

まとめ — 言葉にすれば、消えない

手入力のいいところは、どんな“好き”も拒まないこと。写真に撮れなくても、リンクがなくても、バーコードがなくても、自分の言葉にすれば残ります。完璧じゃなくていい。うろ覚えの一行で十分です。

これで写真・URL・バーコード・手入力の4通りがそろいました。状況に合わせて一番速い入り口を選べば、あなたの“好き”はもう取りこぼれません。次に「あ、いいな」と思った瞬間、まずひとつ、書き残してみてください。

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